睡眠時無呼吸症候群

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国立駅前の国立内科クリニックの睡眠時無呼吸症候群治療

睡眠時無呼吸症候群(SAS)について

 

生活習慣病に関連の深い「睡眠時無呼吸症候群」の早期発見・早期治療に取り組みます

国立内科クリニックでは、生活習慣病と関連の深い睡眠時無呼吸症候群(SAS=SleepApneaSyndrome)の検査、治療にあたります。

高血圧や脳梗塞・心筋梗塞の原因となる睡眠時の窒息状態

肥満と非常に強い関連を持つ睡眠時無呼吸症候群

国立駅前の国立内科クリニックの糖尿病・生活習慣病診療睡眠時無呼吸症候群で最も頻度が高いのは、肥満が主な要因となり上気道が物理的に閉塞して生じる閉塞性睡眠時無呼吸症候群です。一方、生活習慣病に対しても、肥満は非常に強い関連を持っています。つまり、肥満という共通の原因から睡眠時無呼吸症候群も生活習慣病も生じているケースが多く存在します。そして睡眠時無呼吸症候群はさらに高血圧や糖尿病を悪化させたり、脳梗塞や心筋梗塞の引き金になり得ることが解ってきています。

生活習慣病としての睡眠時無呼吸症候群

動脈硬化による合併症を防ぐには睡眠時無呼吸症候群も生活習慣病の一つに捉え、糖尿病や高血圧と共にトータルにコントロールしていくことが必要と言えます。従来は呼吸器科や耳鼻咽喉科が担っていた睡眠時無呼吸症候群の診療についても、当院では積極的に介入し、早期発見・早期治療を重視していきたいと考えております。

睡眠時無呼吸症候群の症状

国立駅前の国立内科クリニックの睡眠時無呼吸症候群治療重度の睡眠時無呼吸症候群の方では、睡眠中に1分から2分近く息が止まっていることがあります。意識的に止めようとしても困難な息止めを、就寝中には無意識に繰り返して窒息状態になっているのです。もともと狭心症や不整脈などの心臓に持病のある方では、致死的な発作の誘因にもなっていると考えられています。また日中の症状としては「どんなに寝ても寝足りない」・「朝起きたら頭痛がする」・「会議中に寝てしまったり、しょっちゅう居眠り運転をしてしまう」といったことが起こります。脳波検査を行うと、睡眠時無呼吸症候群の方の睡眠は常に浅く、断眠状態が続いています。

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査

簡易型睡眠時無呼吸検査(SAS検査)と終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG検査)

自宅で自分で行うことができる簡易式検査と検査施設に一泊して行う最も正確な確定診断法である終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査があります。当院では簡易式検査機器を用意しておりますが、PSG検査が必要なケースでは、医療連携施設で対応させていただきます。

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療

主な3つの治療法

軽症のケースではマウスピース

マウスピースと呼ばれる歯科装具を装着して眠っていただきます。

重度のケースではCPAP療法

経鼻的持続陽圧(nasal CPAP)療法を行います。CPAP療法とは、密閉式マスクを装着して陽圧をかけることで、閉塞した上気道を押し広げる機器です。

上気道の形態的異常の場合は手術

極端な扁桃肥大などの上気道疾患や生まれながらの上気道の形態的異常などで手術による改善が見込まれるケースでは、耳鼻科的外科治療が行われます。

 

効果の高い治療法「CPAP療法」

CPAP療法は治療だけでなく日常生活の質まで向上

国立駅前の国立内科クリニックの睡眠時無呼吸症候群治療CPAP療法

これらの治療法の中ではCPAP療法の治療効果が最も高く、閉塞性睡眠時無呼吸症候群治療の第一選択とされています。重症の睡眠時無呼吸症候群の方の中には、CPAPを装着するとぐっすりと眠れて「これまでの睡眠はいったいなんだったんだろう」「CPAP無しでは寝られない」などとおっしゃられる方もいらっしゃいます。そのような方にとってのCPAP療法は、合併症の予防だけでなく、日常生活の質まで向上すると言えます。

CPAP療法に違和感を感じられる方には

その一方で「CPAPには違和感や圧迫感を感じてしまい、こんなものを装着していてはどうしても眠れない」とおっしゃる方もいらっしゃいます。どうしてもCPAPに馴染めない人にとっては無理に装着ぜず他の治療法を検討提案いたしております。

心筋梗塞・狭心症・脳梗塞併発の重度の方に必須なCPAP療法

心筋梗塞や、狭心症、脳梗塞などを起こしていて、重度の睡眠時無呼吸症候群を合併している方に対しては、CPAP療法は必須の治療法とも言えます。そうした個々の病状・特性・持病などを総合的に判断して治療の必要性をしっかりと医学的に判断し、治療効果・治療利益・治療不利益との兼ね合いを考えて治療法を選択致します。